データ分析エンジニアのブログ

日常のことからプログラミングや機械学習まで@六本木

社内LT会を開催してみた話

はじめに

皆さんもエンジニアならLTをした経験があったり, LTという言葉は聞いたことがあると思います.
よく勉強会やカンファレンスで行われているショートプレゼンのようなものです.

2015年の6月から社内LT会の開催を始めて, 今月のLTが4回目の開催でした.
今回の記事では, LT会を始めた背景や, どのように運営をしていったかという点について書きます.

参考. Wikipediaからの引用

ライトニングトーク(英: Lightning Talks)とはカンファレンスやフォーラムなどで行われる短いプレゼンテーションのこと。様々な形式があるが、持ち時間が5分という制約が広く共有されている。

背景

LT会を開催しようと思い至った背景として以下の3点がありました.

  • 研修の内容を発表したい
  • 社内のエンジニアの交流や勉強会が少ない
  • ノウハウの共有が少ない

一つ目に, 僕は新卒入社だったので研修という名の個人プロジェクト(学んでいくスタイルの世で言う研修とは全然違います)をやっていました.
当然社内の方とランチなどさせて頂いたときに, 何してるの?みたいな感じで聞かれることが多かったので, この際LTで大々的に発表してしまいたいなと思っていました.

二つ目が社内のエンジニアの交流や勉強会が少ないという理由です.
会社の規模としては150人ほどで, プロジェクトも5つほど動いている会社なので, プロジェクト間の交流が希薄だなと入社してきた時に感じました.

最後がノウハウの共有が少ないという点です.
社内でWikiのようなものがなかったり, 社内の資産と言えるような技術があまりなく, 属人化している雰囲気がありました.
僕が個人でやっていた研修も, 他のプロジェクトとは技術領域がかなり違うものだったので, 研修でやっていた技術も共有できたらなと思っていました.

どのように運営をしていったか

LT会を開催するということは決めたものの, 勉強会を主催したりといった経験はなかったので, とりあえず情報を集めることにしました.
実際に開催されている勉強会やLT会に行ったり, Webで情報を探しました.
以下の3つの記事を参考にさせていただきました.

特に参考にさせていただいたのは以下の部分です.

自分の好きなことをやる

自分は新しい技術が好きだったり, エンジニア文化のようなものが好きだったので, LT会という選択肢は間違ってなかったと思います.
またLT会なら個人が好きなことを話せるので, 参加者としても発表しやすいです.

仲間を見つける

参考の記事でも書かれているようにやはり一人で全部やっていくのは大変です.
告知や当日の司会, 会場準備, 買い出しなどやることはたくさんあるので, コアメンバーとして一緒にやってくれる人が必要です.
僕の場合は同期に協力を仰ぎました.
また以前勉強会を運営していた先輩からも助言をいただいたりしながら進めていきました.

無理はしない

開催頻度を考えるときに特に参考になりました.
当初は週1回や月2回なども考えてはみましたが, プレゼンの準備等も含めるとかなり大変になってしまうので, 結局1,2ヶ月に1回というペースに落ち着きました.

勉強会なんて、その気になれば来週からでもできる

これは本当に言葉の通りだと思います.
やる気のない人はいつまで経ってもやらないし, やる人はやります.

まとめ

LT会を開催してみて, 人が全然集まらず開催見送りとなってしまった悲しい時もありましたが, なんとか半年間で4回ほど開催することができました.
ある回で僕がクローリングについて話した時があって, それを聞いた先輩が後日, 「~のLTを聞いて, クローリングやってみようと思って, 勉強始めたよ」と言ってくれたことがありました.
些細なことかもしれませんが, 会社にとって少なからず良い影響を与えることができたと感じることができ, 行動することの大切さが身にしみました.
諸事情があって次回からのLT会の運営は同期に任せることになってしまったのですが, これからも続いてくれるといいなと思います!